【札幌 弁護士コラム】営業が決まる秘訣は一貫性:ひふみんの人気ぶりに思う

【札幌 弁護士コラム】営業が決まる秘訣は一貫性:ひふみんの人気ぶりに思う

最近、藤井四段のおかげでにわかに将棋ブームが到来しています。

私も多少は奨励会を目指したことがあったくらいなので、何であれ将棋が一般に広がるのはいいことだと思っています。

 

そんな中で最近テレビでよく見かけるのがひふみんこと加藤一二三九段。

なぜこれほどまでひふみんがもてはやされるのか、少し考えてみました。

 

加藤九段は史上初の中学生棋士になり、18歳でA級(名人戦の挑戦者を決める一番上位のリーグ)に入り、のちに名人も獲得している大棋士です。

しかし、それ以上に有名なのが猫に餌をやり続けて近隣住民から訴えられる、対局中にあり得ない回数「あと何分ですか?」と記録係に訊く、対局中のおやつにチョコレート10枚をバリボリ食べるなどの「奇行」です。

 

そんなこんなで話題に事欠かないことはテレビ的にいいのでしょうが、それに加えてテレビ受けする要素は「ブレない」ことだと思います。

すなわち、加藤九段は将棋の戦法であれ、将棋に向かう姿勢であれ、人生における考え方であれ、極めて頑固で一貫性を保っているということです。

例えば、将棋の戦法でいえば他の棋士がそれほど使うわけではない「棒銀」という戦法が最強であるという信念を持ち続けていましたし、将棋に向かう姿勢としては「闘志」を何よりも重視していました。

だれしも一時的にはそのようなこだわりを持つこともあるのでしょうが、加藤九段は今年引退を迎えるまでそれを続けてきました。

ある意味では剛直すぎるため柔軟に対応するということはままならない部分もあるのでしょうが、それを差し引いて余りある売りがあるといってよいでしょう。

そのような「ブレない」部分を持っていることからテレビ番組の構成としても、加藤九段の立ち位置を明確にでき、バラエティ的な要素をどう盛り込むかも明確になるため起用しやすい面があるのではないでしょうか。

 

このことは企業における営業においてもあてはまります。

「何でもやりますよ!」とか「何でも売ってますよ!」という企業がまず売れることはなく、「当社はこれだけは負けませんよ!」ということを前面に押し出せる企業のほうが当然に売れることになります。

営業で重要なことは一貫性、そのことを念頭においてやるのが営業成績の向上に直結するのではないでしょうか。

 

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