【札幌 弁護士コラム】藤井聡太四段の本当の強さとは

【札幌 弁護士コラム】藤井聡太四段の本当の強さとは
各方面で報道されていますが、昨日、将棋の藤井聡太四段が28連勝を達成しました。
この28連勝というのは以前に神谷八段が30年前に達成した記録に並ぶもので、空前絶後の記録だといわれていました。
それをデビューから負けなしで達成したという快挙を成し遂げたのです。

この快挙の要因は様々あり、藤井四段の実力はもちろんあるのですが、それ以上にメンタリティが大きいのではないかと思います。
プロの将棋の対局というのは、様々に研究されつくされている世界での勝負であり、それほど大きな実力差というものはありません。
1つの局面において時間無制限でじっくりと考えれば、どの棋士でも最善手を突き止めることができるでしょう。
しかし、対局の中では時間が制限されていることと、相手がいるということで必ずしも最善手を見つけることができないため、ミスが出てそれが原因で勝負が決まります。

そんな中で藤井四段の棋譜を見ていて思うのは、自分が勝つことのイメージしか持っていないということです。
しかもそれが抽象的なものではなく、極めて具体的なイメージを持ち続けていると感じさせる部分があります。
このことが藤井四段のぶれない指し手を支えていると考えられます。

少しマニアックな話なのですが、昨日の対局では最後、藤井四段が相手の澤田六段の玉を即詰みに討ち取りました。
他の棋士の検討の中では澤田六段の打った銀を取って勝ちであるとの結論が出ていましたが、藤井四段はそれよりも早く詰ませる筋を見つけて勝ったのです。
この銀を取る手というのは、いわゆる「保険を掛ける手」という手で、全くリスクなく安全な勝ち方をする手ですが、藤井四段はその銀が打たれる前から相手玉を詰ませる明確なイメージを持っていたからこそ保険を掛けずに相手玉を詰ませることを選んだのだと思われます。

このようにポジティブなことに対し明確なイメージを持つということは経営においても非常に重要なことであると思われます。
経営面での「28連勝」を目指し、ポジティブなイメージ作りをやってみることも必要なのではないでしょうか。
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