【札幌 弁護士コラム】決して外さないアドバイスができる者だけがプロフェッショナルたれる

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(本記事は平成29年4月20日分の未投稿記事です。)

 

「プロフェッショナルとは何か」ということはしばしば議論されるところであり、士業もしかり、特に弁護士大増員時代において弁護士の質が問われるようになって意識されている問題です。

 

これに対して「プロフェッショナルとは専門的知識を身に付けている者である」と定義すると、プロフェッショナルに対する見方を誤ることにつながります。

それというのも単に知識量の多少によって判別するとすると、インターネットにおける情報量にかなうはずもなく、価値を提供しているとはいえません(俗にいう「ggrks」(ググレカス状態になってしまうということです。笑)。

 

また、「プロフェッショナルとは専門領域に関してソリューションを提供できる者である」という定義もありうると思います。

「ソリューション」という言葉を入れることで、単に知識を提供するだけではなく、知恵やノウハウを活用するというニュアンスが加えられ、かつ具体的に価値を生み出す行動を行うことが含まれます。

しかし、この定義では「専門領域」に縛られることになっていますが、本当のプロフェッショナルは専門領域に縛られるものでしょうか。

 

例えば弁護士というと法律の専門家というイメージがあるかもしれません。

しかし、日々持ち込まれる相談というのは必ずしも法律問題としてだけ扱えるものばかりではありません。

例えば、破産手続の相談を受けた場合であれば計算書類の見方がわからなければなりませんし、通知書1通送るにしても郵便の種類についての知識やどのようにして送るかの知恵が必要な場面があります。

このため、業務内容を「専門領域」として既定してしまうことは危険だと思われます。

 

一方で私が考える「プロフェッショナル」とは「どんな人のどんな問題についても決して外さないアドバイスができる者」です。

ここでのポイントは「必ず正しいアドバイスをする」ということではなく「決して外さないアドバイスをする」ということです。

これはどんな問題に対する正確な対応を必ず行えるという趣旨ではなく、自分で解決できない問題に直面した場合に間違いのない別の専門家を紹介したり、具体的な方法はわからないもののその方法にたどり着くためにどのように動くべきであるかということを「外さない」力を持っていたりするということです。

この情報過多の時代にあってはこのような人が実は求められているのではないでしょうか。

 

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