【札幌 弁護士コラム】法律家が忘れがちな「上手いことやる」ことの重要性

【札幌 弁護士コラム】法律家が忘れがちな「上手いことやる」ことの重要性

昨日は取引先の銀行の方との日本酒会でした。

銀行の内部事情や人間関係の話などを聞かせてもらい、いろいろと考えさせられることがありました。

 

その中で、どういった人が銀行で出世していくのだろうと考えさせられた瞬間がありました。

銀行(というか大手企業だと大体そうだと思いますが)では異動によって様々な業務を担当し、様々な店舗をまわり、様々なお客様の対応をするという話なのですが、そのような中で何が必要かということです。

私のような弁護士という仕事であれば、ある程度の専門性というものが要求され、その専門性の高さがお客様からの評価の対象となり得るのですが、サラリーマンの方というのは通常はそんなに専門性を持つものではありません。

ではなにが必要かといわれると、「人間性」に至らざるを得ないのではないかと思いました。

 

その人間性の中でも重要なのが、他の人とうまくコミュニケーションを図り、常に自然体で難局をすり抜けていくような力なのではないのかと思います。

それというのも、業務の中で一番大きいコストは人とのやり取りをする時間であり、精神的な負担の原因は人間関係にあるのであって、その部分をうまくやり過ごすことができるというのは非常に大きな力になります。

 

そう言いながら弁護士においてもうまくやっていく能力というのも非常に重要なように思います。

弁護士の業務はとかく切った張ったの世界になりがちですが、実際の切り合い(=訴訟)になると依頼者の方もそうですが、弁護士も1年や2年は張り付かなければならなくなります。

そしてそのように時間をかけると必ずいい結果になるかというと、相手がある話である以上、そのようなわけはありません。

そうだとすると依頼者と相手方との関係調整を「うまくやる」能力というのは、特に事件処理の初期の段階で重要なのではないでしょうか。

依頼者の話を鵜呑みにするのではなく、相手方をやたらと攻撃するのでもなく、相手方の感情にも配慮した話の持って行き方ができれば新たな境地を開くこともできるのではないでしょうか。

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