【札幌 弁護士コラム】ホームラン狙いの経営の危うさ

【札幌 弁護士コラム】ホームラン狙いの経営の危うさ

今日は朝から銀行に出向いたり、昼から弁護士会の苫小牧での相談に行ったりしてバタバタしてました。

夜は例の荒木会(笑)です。

 

さて、最近よく思うのは「ホームラン狙いの経営は危ない」ということです。

私も家族信託を前面に押し出して活動を行っていますが、これだけで事業全体を成り立たせようとするとかなり危険なことになります。

 

まずは社会的環境が変わるというリスクがあるということです。

家族信託でいえば、現在は高齢化社会であるためビジネスとして成り立ちうるものの、やがて高齢社会になり、さらに高齢者の減少が始まってくるとパイ自体がしぼんでしまい、家族信託に限らず高齢者向けビジネスが衰退していくものと考えられます。

また、(まずありえませんが)相続という仕組み自体が消滅してしまえば家族信託などと言っていられなくなるかもしれません(よく考えたら逆におお流行りするかもしれませんが)。

そういったお客様との関係だけではなく、外部の環境に依存する危険があるということがいえます。

 

また、大きい案件だけをねらっていると、売上げにムラが出てきて資金繰りが回らなくなるリスクがあります。

これは従来からの着手金、成功報酬方式の弁護士業においてもいえることですが、一度に大きいお金が入ってはくるものの、一度入ってきたらしばらく収入が途絶えることもあります。

複数の案件が上手い具合にタイミングをずらして入ってくればいいのですが、大きい案件が重なって入ってくるといずれかを断らなくてはならなかったりします。

当然、断ったほうについては売上げが立たず、大きい案件をこなした後で運よく案件が来ることをまたなければなりません。

そのようなことがあるので、コンスタントに売上げが積み重なっていくことは大きいことだといえます。

 

さらに、小さい案件を侮るようになり、真剣に取り組まなくなる(取り組めなくなる)という危惧があります。

これはいわばホームラン中毒とでもいうべき状況で、ホームラン以外はヒットも三振も同じというように感じられてくる状況です。

もちろんホームランが量産できる態勢であればそれでもいいのかもしれませんが、スイング自体が大振りになってくるとホームランも減ってくる可能性があります。

ビジネスでいえば大きな顧客だけには平身低頭で接するものの、小さい顧客には頭ごなしのような態度で接するようなもので、いつ小さい顧客からのクレームで足元を掬われるかわかりません。

実際に弁護士でいえば懲戒請求という制度があり、請求を受けた弁護士が信頼を失ってしまうということはそれなりの数が存在します。

 

というわけで私はコンパクトなスイングをして3割30本を打てるような(?)弁護士となれるよう努力していきたいと思います。

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