【札幌 弁護士コラム】違うレベル、視点から問題を解決することの重要性とは

【札幌 弁護士コラム】違うレベル、視点から問題を解決することの重要性とは

今日は午後からつなぐ相続アドバイザーズ主催で事業承継に関するセミナーを行いますが、その中で私も事業承継と家族信託についてお話させて頂きます。
直前になりますが、もしお時間のある方がいらっしゃいましたらひょっこりいらっしゃって頂ければ幸いです。
<つなぐ事業承継セミナーのご案内>
http://tsunagu-s.jp/seminar/1012/

さて、そもそもなぜ私が家族信託に取り組んでいるかというと、「相続や認知症によるトラブルが発生して、そのトラブルに対処しようとすることには限界があるから、事前の対策が必要」と考えているからです。
これまでの弁護士の法的対応というのは、医療でいえば病気が発症し、ややもすれば手遅れの状態から始まるというのが常でした。
このため事実を歪曲することが平然と行われたり、証拠の偽造(又は偽証)のようなことも相当程度に行われてきました。
このようなことで平穏な財産管理や円満な相続が実現できるわけがありません。

アインシュタインの言葉で「悩みを生んだのと同じ意識レベルでは問題は解決できない」というものがあります。
これは1つの価値基準や意識しか持っていないのであれば、全ての行動がその価値基準や意識に基づいて行われているのであり、やはり決まった結果しか出ないということを述べているのだと思います。
そしていざ問題が生じたとしてもやはり同じ価値基準や意識に基づいて行動していたのであれば、結果を変えることはできないということです。

例えば利己心の強い人が金銭トラブルを起こして紛争になった場合、同じ価値基準や意識に基づいて解決しようとしても、利己心がトラブルの原因であれば、自分が譲歩して和解するという話にはなりません。
また、仮に判決をもらって勝訴したとしても、その人の根本は変わっていないのですから、同じようなトラブルが再発する可能性は大いにありますし、そもそも金銭の先にある感情や人生における価値は満たされることはありません。

このような意味で家族信託に取り組むことは、これまでの認知症や相続のトラブルであった「認知症になってみたら家が売れなくなって困った。」ということや、「相続が発生したら突然、親族の仲が悪くなり、財産の奪い合いを始めた。」といった事後的な解決ではなく、ご本人が健在で明朗な状態であるときから対策しましょう、という別の視点をお渡ししていることになるわけです。

そんなわけで、家族信託にご関心を持たれた方は、一度セミナーでも覗きに来てみて頂ければ幸いです。

<家族信託に関するセミナー情報>
http://tsunagu-s.jp/seminar/960/

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