【札幌 弁護士コラム】自責を突き詰めていくと何が生まれるか、というテスト

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「自責」と「他責」の話については以前から何度かこちらでも書いております。

自責とは、何かしらの結果を自分の行動や考え方に責任があると考え、内省を加える態度のことをいいます。

一方で他責とは、自責とは逆に、何かしらの結果を自分の行動や考え方に責任があると考え、責任転嫁をしようとする態度を取ります。

 

ところで、昨日は「シン・ゴジラ」のDVDを借りてきて自宅で鑑賞しました。

 

<シン・ゴジラ>

http://shin-godzilla.jp/

 

こちらの映画が去年話題になっていたことは知っていましたが、内容や前評判については全く詳しく調べずに観てみました。

この映画については様々な評価が可能と思われますが、私(荒木)は「自責と他責のせめぎあい」という切り口で見ることができるのではないかと感じました。

 

あまりネタバレするとまずいと思いますので(もういいですか?笑)、控えめにしておきますが、「シン・ゴジラ」は、要はゴジラの出現という天変地異にも似た事態に対して、日本政府の内部がどのように動いたか、という人間ドラマを描いた作品です。

その中で繰り広げられるのは縦割り行政における責任問題の構造、意思決定権者の責任転嫁の心理等による問題解決の難航です。

 

組織において意思決定を行う者が自ら責任を取らず、他の者に責任を取らせようとすればいくらでも方策があります。

しかし、このような態度を取っていれば、迅速な意思決定はできず、かつ責任感のある統一的な意思決定は不可能です。

 

逆に自ら責任を取ろうという自責の態度で意思決定に臨むとすれば、当然、自らの責任の重大さを感じるため必死でベストな意思決定を探そうとするはずです。

また、この場合、他者に接するときには、他者に損害を与えたら自分の責任であると考えるため、自然と他者に対して最大の配慮を行うことになります。

 

このことを敷衍すると、最良の意思決定の方法は自責の考え方を極限まで突き詰めていくことではないだろうか、と考えることができます。

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