【札幌 弁護士コラム】「膨張」「成長」「拡大」の違い

【札幌 弁護士コラム】「膨張」「成長」「拡大」の違い

今日は、言葉の使い方について思いついたことを一つ。

会社や事業の規模が大きくなることを評する言葉にはいろいろなものがあります。

 

例えば「膨張」、「成長」、「拡大」の違い。

あまり区別することなく使われている言葉ですが、定義するとすれば以下のようになるのではないでしょうか(あくまで私(荒木)独自の見解です。)

 

「膨張」:見た目や数字上は大きくなっているが、内容がともなっていない状態

「成長」:外形上の大小にかかわらず内容が良くなった状態

「拡大」:外形上も内容も良くなった状態

 

このように定義するとすれば、成長は拡大を図るための前段階であり、発展途上の段階にあるものといえます。

それというのも変化はまず内的なものから発生し、それが反復継続されることによって外的なものに発展していくからです。

単発での成長を遂げるだけでは外形上の変化は起こらない場合もありますが、それが積み重なることによって外形上の変化が生じ、拡大に至るといえます。

 

一方、膨張しているだけという事態は避けなければなりません。

この状態は企業であれば売上げを伸ばしているものの、借入れがどんどん膨らんでいる状態であったり、コンプライアンスの管理ができていないような状況であったりすることをいいます。

個人においては、収入が増えてはいるものの、人格的な成長が伴っていないような状態などが挙げられます。

 

人や企業が変化、変容した場合にそれが膨張なのか拡大なのか、にわかにはわかりかねる場合もありますが、内容としては大きくことなるものです。

このような変化、変容が自己に起きた場合であれ、他者に起きた場合であれ、いずれの場合でも慎重に見極める必要があるのではないでしょうか。

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