【札幌 弁護士コラム】位置エネルギーと求不得苦

【札幌 弁護士コラム】位置エネルギーと求不得苦

事業を行うにあたって、目標数値をどこに設けるかということは重要な課題となります。

低く設定しすぎると目標に向かった行動がさほど必要ではないため改善につながりにくいという問題が発生しますし、逆に高く設定しすぎると目標達成が現実的ではないことから逆に実行過程でのモチベーションが上がらないという問題が発生してしまいます。

 

目標を設定することは行動を起こすための原動力となります。

物理でいうと、目標が位置エネルギーを持つということに例えられます(完全な文系人間のくせに偉そうに言ってすみません…。)。

位置エネルギーとは、「物体が「ある位置」にあることで物体にたくわえられるエネルギーのこと。力学でのポテンシャルエネルギー(ポテンシャルエナジー、英:potential energy)と同義であり、主に教育の分野でエネルギーの概念を「高さ」や「バネの伸び」などと結び付けて説明するために導入される用語である。」(Wikipedia)だそうです。

高い目標を立てれば行動を起こすための原動力が大きくなることは、高い位置にある物に高い位置エネルギーがあることと同じように考えられます。

このため、目標が高いほうが原動力が大きく、行動に移りやすいということがいえます。

 

しかし、位置エネルギーが高いということは、落下した時の衝撃も大きくなることを意味します。

つまり目標に置き換えると、高い目標を立てたほうが失敗したときの影響、損害、失望が大きくなるということです。

例えば、得られそうだった金銭が高額であればあるほど、受験していた資格試験が難関であればあるほど、付き合いたかった女性が美女であればあるほど(?)、目標が叶わなかったときのショックは大きいものです。

このように欲しいものが手に入らないこととの苦しみを、仏教用語では求不得苦(ぐふとくく)といい、人間が逃れられない四苦八苦の1つとして挙げられています。

 

大きな求不得苦を味わうことをリスクに感じると、人は行動できなくなってしまいます。

しかし、リスクばかりを考え、行動を伴わないと徐々に行動のレベルが落ち、能力の逓減が起こり始めてしまいます。

こう考えるとどこかのタイミングでは、一定のリスクを冒してでも高い位置エネルギーを持った目標を掲げ、行動を起こすことが必要なのでしょう。

失敗して求不得苦に苛まれたならば、それはそれで経験として受け止めていけばいいのです(といいつつ、これで頻繁に悶絶している私なのですが(笑)。)。

 

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